外装建材メーカーのケイミュー(大阪府)は、セメントの質感を生かした外壁材「SOLIDO typeF facade」を発売した。
セメントの質感を生かし、一枚として同じものがない SOLIDO。なかでも typeF シリーズは、基本モジュールが455×3030 ㎜と大判で、フラットに仕上がるシリーズ。SOLIDO typeF シリーズでは、これまで内装材専用の「SOLIDO typeF coffee」や「SOLIDO typeF shirasu」をラインナップ。その質感やサイズ感から、長らく外壁材としても使いたいという要望があり、それを形にしたのが「SOLIDO typeF facade」となる。材料を吟味し、高温高圧の蒸気を加え養生することで、雨風にたえる外壁材に仕上げた。
また、「SOLIDO typeF facade」は、土地ごとの自然素材を取り込み築かれてきた日本の原風景と調和する建材を目指して生みだした。工業製品でありながら、硬化の際にセメントから湧き出す白華(エフロレッセンス)をあえて抑えないことで、自然な風合いに仕上げた。白華を帯びたセメント素材は、光や影、緑と心地よく調和し、街並みに馴染む。内装材としても使えるため、同じ素材でウチとソトを緩やかにつなぐこともできる。