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大東建託、国内初CLT建材による賃貸住宅の規格化・工業化

大東建託(東京都)は、当社独自のCLT工法を採用した、国内初の規格化・工業化されたCLT賃貸集合住宅を2019年に開発。2022年7月28日、その第1号棟が千葉県船橋市に完成したと発表した。

大東建託

CLT(Cross Laminated Timber)は、ひき板を並べた後、繊維方向が直交(クロス)するように積層接着した木質系材料、直交集成板。コンクリート並みの強度と、木材の軽さを併せ持つ木質建材として注目を集めている素材。但し実用化には、耐熱性や施工性、事業性、工期の面など課題も多く、各企業・団体が課題解決に向けた取り組みを進めている。同社の建築した建物は、パネル化が可能な耐火外壁や、ドリフトピン仕様の内蔵型接合部金物など、施工現場での作業省力化や施工品質の均一化に配慮した独自のCLT工法を用いた。

大東建託CLT

同社オリジナル金物は、ピンを差し込むドリフトピン仕様で、一般的なCLTエ法に用いられるビス留め仕様と比べ、現場での作業時間を大幅に短縮し、施工品質の均一化を実現。また、オリジナルの耐火外壁は、提携倉庫にてCLT外側に耐火被覆材を張り重ね、パネルの端同士をきっちりと接合させる突付張りとすることで、施工現場での耐火被覆材の施工を省略することができるという。

 

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