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中銀カプセルタワービルのカプセルを再生して、美術館での展示や、宿泊施設、商業施設等で再活用

2022年4月に解体が始まった中銀カプセルタワービル。9月末には解体が終了する。中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト(東京都)は、解体前から建物所有者と交渉をおこない、23カプセルを救出した。カプセルは千葉県の再生工場に運び込まれ、黒川紀章建築都市設計事務所(東京都)監修の下、三越伊勢丹プロパティ・デザイン(東京都)により修復される。既に再生されるカプセルの半数以上の譲渡先が決まっているが、新たに美術館での展示や、宿泊施設、商業施設での活用を希望されるパートナー企業、団体を募集している。

中銀カプセル

取り外したカプセルを再生する計画は、2020年夏から進められてきた。本来はカプセルを交換することでメタボリズムの実現を目指していたが、建物の老朽化や資金的な問題、最終的にはコロナにより断念。何とかして歴史的建築物の一部でも後世に残したいとの思いから、管理組合と協力して建物所有者と交渉を続けてきた。

中銀

解体前の2022年4月に、再生するカプセルの内装を倉庫に保管。その後カプセル内のアスベストを除去し、カプセルそのものはスケルトンの状態で再生工場まで運搬された。カプセルの劣化具合は思った以上にひどく、先行して運ばれたカプセルから外装を補修し、スケルトン状態にし内装パーツを取り付けていく。

黒川紀章メタボリズム

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